懐かしの「Mr.Boo」シリーズ第2段。(実際にはマイケル・ホイ監督・主演作品としては4作目なんだそうな)
個人的にはこれが一番好き。
テレビ局を舞台に、売れないタレント(マイケル)、発明家を夢見る彼の弟(リッキー)、冴えない手品師(サミュエル)のホイ三兄弟が大暴れ!
視聴率低迷の責任取らされてクビになった制作局長が屋上から飛び降りる速さをストップウォッチで計る重役たちとか、クイズ番組の賞金欲しさに愛犬や病気の旦那の命まで差し出す主婦とか、かなりブラックコメディの要素強め。
で、傑作なのが、他局からヘッドハンティングされた次の制作局長。車椅子のおばさんなんだけど、鉤爪の巨漢男と、隻眼のナイフ使い、そしてクソ生意気なオウム引き連れて登場するだけで大爆笑しちゃったよ。「お前一体何者?!」(笑)
そして忘れてはいけない広川太一郎の吹替!
「それは無いよの闇夜のカラスだよ〜」で手叩いて笑った。(あ、いけね、「感じるテレビ」が火吹いちゃうじゃんか)
前作よりもテンポ良く、ギャグも冴えてるし、今見ても充分面白かった。