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アンタッチャブルのinazumaのレビュー・感想・評価

アンタッチャブル(1987年製作の映画)
3.8
禁酒法を背景に描かれるどストレートな勧善懲悪劇場🔫
大悪党・カポネもとい、デニーロの恐怖の顔芸を堪能せよ!笑

流石名作!ツカミがバッチリでした!!
デデデン♪♪デデン♪♪
モリコーネのイカした音楽とともに流れるスタイリッシュなタイトルバックに早速心掴まれたかと思ったら、すぐさまデニーロの危なっかしい"髭剃り"シーンで一瞬にして凍り付く空気に恐怖。あの理容師はその後生き延びることができたのだろうか…なんて思ってたら、休む間もなく大変な悲劇が起こります。ここのシーン嫌な予感ビンビンで最悪なのですが同時に巧いな~と、なんとも複雑な気持ちになりました。ここまでたった5分程ですが一切無駄のない話運びで「一刻も早くカポネを止めなければ!」と、こちらも悪を懲らしめる気持ちビンビンの状態で残り2時間弱過ごせるという素敵な映画です。

ケビン・コスナー、ショーン・コネリー、アンディ・ガルシア超豪華なアンタッチャブルの面々にテンション上昇。
『インプリント~ぼっけえ、きょうてえ~』でエラい目に遭ったビリー・ドラゴがデニーロの右腕の凄腕殺し屋役で出てたのが個人的に超嬉しかったです。
しかしやっぱり一番目を引くのがショーン・コネリーですよね~。居ると安心する頼もしいおじいちゃん!最初の方は死を恐れて平穏な生活を望んでいたのが、意を決して仲間に加わった途端に大胆になるところが面白かったです。旧友と路地裏で肉弾戦をおっぱじめたり、チンピラの口を割るためにビックリな方法で脅したり、存在感が完全に主人公を食ってた!笑
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