デ･パルマ、モリコーネ、アルマーニ！
緊迫感あふれるテーマ曲と共に
THE UNTOUCHABLES
とタイトルが出た瞬間から、すでにスタイリッシュ。
俯瞰から始まる｢床屋｣のシークエンスのデ･ニーロがコワい。
このオヤジ、｢顔を剃りたくない男｣ナンバーワンですね。(笑)
そしてあの｢血の晩餐｣。
｢大切なのはチームワークだ … ｣
前のシーンでは抑えてみせた怒りの感情を、あんな形で爆発させるとは！
対する｢アンタッチャブル｣の面々も負けていません。
｢警官の心得 第一条、毎日生きて家に帰ること。｣
ちょっぴり｢怒りの荒野｣を思い出させるショーン･コネリーとケヴィン･コスナーの師弟関係は、｢勧善懲悪｣のドラマに深みを与えています。
意外と狂暴なチャールズ･マーティン･スミスも、イイところを持っていくクールなアンディ･ガルシアも忘れがたいですね。
｢ファントム･オブ･パラダイス｣からここらへんまでのブライアン・デ・パルマ監督のキレッキレの演出は、何回観ても素晴らしいですね！
