カワムラ

キリング・フィールドのカワムラのネタバレレビュー・内容・結末

キリング・フィールド(1984年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

現像の経験者なんですけど本当に現像って難しいですよね………
病院を出ようとしてすぐクメール・ルージュと鉢合わせた時プランが戦車に乗り込んで開口一番シドニーに「Alright?」と言うシーン、字幕にもなってないけれどあれがプランという人なのだと少し感動しました
それに対しシドニーは"ズレてる"感じがしたのでああ、これがアメリカ人の視点なのか、と…
また、最初の同僚の矛盾した言動から始まり笑顔の写真を撮ろうとするシドニーと笑えないプランや「赤痢やぞ!」おじさんなどなど「あっすげえ」と思うところがたくさんあっただけに最後のイマジンはちょっと違うやろ…と思いました あれだとただの「美談」になってしまいますが、この映画は「美談」を描いたものなのか?制作がイギリスということもあって私はそういう映画ではないと思いました イマジンに関しては賛否両論ありそう
個人的に全編通して手足が欠損してる人は本当の負傷者なのか…?という疑問が浮かんでしまいました 1984年って緑の布巻いて先消す技術あったっけ…?と思ったのですが あー…
字幕と劇伴が雑でしたが、カンボジアでの歴史をきちんと描いた映画、という点で素晴らしいと思いました
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