冒頭からサラポーリー演じるヒロイン・ハンナには何かあったのだろうなということがわかる。
決して生きるのが上手いヒロインではなさそう。
真面目が故に会社から有休を言い渡される展開から(のちに納得したが)、よくわからない作品だなあと思いながらも、サラポーリーの一挙手一投足から目が離せなかった。
旅行先でも表情ひとつ変えないヒロイン。
昼食をとっている時にレストランで看護師を求める客の会話が耳に入り、思い立って手をあげる(これものちに納得)。
ヒロインは海上の採掘場で事故にあったジョゼフを看病することに。彼は一時的に目が見えない。彼と触れ合うことで、ヒロインの心が少しずつ開かれていく。
ポーリーとロビンスの繊細なやりとりに、
心が揺さぶられまくった。
演出はものすごく冷静だが😢。
2人が重なり合う流れもとっても素敵だった。
ロビンスの長身が活かされる😊。
なかなか辛い物語だったが、
一筋の光が2人の間に流れてくれ、
なんとも言えぬ暖かさを感じることができた。