映画 恐怖の報酬(1953)フランス/149分
監督 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
脚本 アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
ジェローム・ジェロミニ
主演 イヴ・モンタン
シャルル・ヴァネル
フォルコ・ルリ
ペーター・ファン・アイク
1953年版、【恐怖の報酬】の全ての元祖。
ニトログリセリンって怖いね。
内科行ったら胃腸炎が判明したので大人しく長編観てました。
何より登場人物にマリオとルイージがいるの奇跡だろ。
ウィリアム・フリードキン版とは違い、ベネズエラの場末の街ラス・ピエドラスで、職がなく性格がどうしようもない移民達が群がっていて、基本運搬中にクソなやり取りをやっているのが見所。
金髪?のビンバが1番まともだったな、石を爆発させる勇気あるし、死んだけど。
ジョーがナヨナヨしてるからマリオがイライラするのは分かるがあまりにも非人道的すぎて逆にジョーが可哀想に思えてきた。
タバコの葉が風邪で散ってルイージとビンバのトラックが爆発する演出、マリオがミッションクリアしてあの緊張感ある運転から解放された気分で調子乗って蛇行運転して崖から落下死する笑劇のラストは面白かった。
ある意味ギャグ。
ちなみに私はウィリアム・フリードキン版の方が好き。