恐怖の報酬の作品情報・感想・評価

「恐怖の報酬」に投稿された感想・評価

はぎの

はぎのの感想・評価

4.0
家に着くまでが遠足、というのは子供の頃何度も聞かされてきたけど...。

火事を止めるため大量のニトログリセリンを運ぶことになった主人公一行。少しでも衝撃を与えればその場でドカン!死と隣り合わせの状況で道中の困難を乗り越えていくサスペンスもの。

2時間半あるので車に乗り込むまではやや退屈な印象だけど、乗り込んでからは張り詰めた緊張感で目が離せなくなる。
主人公マリオの相棒、ジョーが最初は自信満々なのにどんどん弱気になって萎んでいくのがコミカルで面白い。

・マリオとルイージ。某任天堂に影響を与えたわけではないみたい。
・ニトロでどうやって火事を消すの?と思っていたら火事現場の近くで爆発させて爆風で一気に消すんだとか。ニトロを運ぶのは現実的ではないので普通はダイナマイトを使うらしい。
・サイフォンの原理でニトログリセリンを缶に移すシーン、怖すぎる...。
緊張感がハンパじゃない。サスペンス映画のお手本みたいな。

主人公の金の為なら何でもする感じが良い。
元祖マリオとルイージ。
かなり前の映画なのに古さを感じさせない緊張感。
そうなるんかいってなるラスト、フランスの作品と知り勝手に納得

主役がマリオで同居人がルイージって名前だから任天堂さんにこの作品のファンが居たのかなと思ったんやけど、ウィキペディア曰くただの偶然らしい

前半は早回しでOK
ツタヤにて何気なく横置きされていた簡素で貧乏ったらしいジャケ(フィルマークスの画像とは違う)の殴られているような強烈な写真と「ニトログリセリンを運ぶだけの映画なのに物凄く面白い!!」とポップ貼りされたケースを見てずっと気になっていたがやっと見れた。

今まで映画を見てきて50年代や60年代の白黒映画で有名な作品はクラシックとされながらも様々な人に模範されるぐらいのアナログかつ、現代では資金や労力などで却下されそうなロケを遂行して可能とする事柄があったと思う。
それこそ民衆が映画を娯楽の大部分を占めるぐらいのものだったからに違いないが、
その画質と映像の悪さや、今となっては模範されすぎた上に洗礼という言葉には程遠くなり驚かない描写、あとはノイズ混じりで立体的でないモノラルな音質を含め、眠くなる要素満載で、
それは単に白黒だから、という理由ではない事は、個人的に人生のベスト10内に白黒映画が二本も入ってることから明らかだと思っています。

昨今でも「クラシックの映画を見ないと全てを語る事が出来ない」と思って躍起になって見ている感があるが、鑑賞途中で断念する事が多々あるぐらいに現代的な感覚だと内容が厳しいと感じています。

そして、
今回のこの映画も最初の30分ぐらいまで眠くなる印象しかなかったし、節々の面白いカット割りや展開には高評価なものの、正直1時間過ぎには眠さに耐えきれずにやっぱり寝てしまいました。

が、
しかし!!
後半の1時間半を過ぎたあたりからの面白さはどうだ!!!!

今まで見てきた映画の中でもトップで後半面白くなる映画!!
例えば前半がフィルマークスの点数で3点ほどだったら完全に後半は5点満点。
そして白黒映画には珍しいラストの余韻の描き方とシリアスサスペンス系でも大どんでん返しからの強烈なオチには久々の大爆笑!!!
あれー?このオチどっかで見たことあんなー。
なんだっけ?
「ミニミニ大作戦」か!!

それでもあまりの画質の悪さが前半ないし中盤を退屈にさせてる理由の大半だと考えて、是非ともリメイク並びにリマスターを希望したが、すでにリメイクもされている様なので是非見たいと思います。
あとスピードの元ネタらしいですね。見たことないけど。。

点数は間をとってこの点数。
Iman

Imanの感想・評価

4.5

このレビューはネタバレを含みます

油と汗が臭ってくる映画。女性も一人しか出てこず、全編、観ているこちらも汗が噴き出す💦。成功と思った瞬間に落とし穴があること、この映画から学びました。
t

tの感想・評価

4.5
少しの衝撃で爆発しかねないニトログリセリンの山を積んで道無き道を車で進めば当然スリルは生まれるが、演出のメリハリが絶妙で150分ほぼ飽きない。手に汗握る大仕事をした後に訪れる集団放尿シーンが素晴らしい。ラストは「団地妻 昼下りの情事」。
登場人物が男らしくて人間らしくて生命力がある

死に直面した時に人間の全てはさらけ出される

マリオとルイージ
dio

dioの感想・評価

4.0
父親に薦められたので鑑賞。

めちゃんこ面白い。サスペンスのお手本みたいな映画。特に「待ち」のシーンの引っ張り方が秀逸。

嫌な予感ばかりする映画。また観たい。
登場人物がマリオとルイージ…
まあ、それは良いとして(笑)
ちょっと零れただけでドカンといく爆薬ニトログリセリンを満載し、油田火災消炎のために制振装置一つないトラックで、舗装もされてない悪路で輸送するという自殺的仕事。大金に釣られて請け負った四人の男たち。
・主人公マリオ、イヴ・モンタン。向こう気の強い男。ジョーを尊敬するが、段々関係に変化が出て来る。
・ジョー、初老のヤクザもの。前半でルイージを叩きのめす度胸の男だが、ニトロ輸送任務で段々と恐怖に囚われて…
・ルイージ、粗野な男だが、人は殺せない。ジョーと対立するが、案外いい男と思われる。
・ビンバ、ナチに捕まっていたこともある男。そこで一度死んだと思ってるので、死を恐れない。
ニトロがドカンと行くか行かないかというスリラーではあるが、人間ドラマの方に魅せられた。この中でジョーの変化が良い。年を取れば皆ヘタレになるんだ!みたいなことを一生懸命言い訳するのが可愛い(笑) で、マリオは段々とジョーに幻滅し、態度が強気になっていくのだが、ジョーの反応の方が共感できる。マリオは若すぎて向こう見ず、自分の年齢的にはジョーの守りの姿勢の方がよくわかる。コンビを組んだ二人のこうした関係の変化がバディものの定番と少し違っていて面白いのだ。
ラストシーンもよいのだ。これはネタバレになるので説明できない。ちょっと『ミニミニ大作戦』とかを連想してしまった。
ツタヤDISCAS視聴。
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