恐怖の報酬の作品情報・感想・評価

「恐怖の報酬」に投稿された感想・評価

この映画は、観ていて、本当にドキドキした!

アンリ・ジョルジュ・クルーゾー監督作品。

あらくれ者達が、ニトログリセリンをトラック運搬するスリルを描いたサスペンス。

今にも崩落しそうな橋で、ニトログリセリンが爆発しないかどうか、本当に怖い。
これは傑作!
sumi

sumiの感想・評価

3.3
スリラーの傑作として名高い作品ですが、ニトロを運ぶに至るまでが私には退屈で。

見所となる演出や結末を事前情報として頭に入れてたのも良くなかったんでしょうね。ショック受ける前に「あぁ〜、これなのね」という反応になってしまいました。

真っさらな状態で観たかった(。・ω・。)
正志

正志の感想・評価

3.9
ストーリーに納得行かない点が多々あったが、映像がカッコよかったので良しとする。
【スリルと緊張感と大爆発の傑作フランス映画】
◉1953年度カンヌ国際映画祭パルム・ドール、同年ベルリン国際映画祭金熊賞受賞。
「フランス映画史に残るサスペンス映画」というサブタイトルが付いていたので、てっきり警察やらが絡むクライム・ムービーだと思っていたら全然違った!でもこの裏切りが良かった!
映画の前半は、どこかの南米の国で金なし・職なしの貧困民が「暑い暑い」と愚痴りながらも何だかんだで生活を送っている様子が描かれている。結構長々しく描かれているけれど、まぁ、これがあるから後半の壮絶なシーンが映えるのかな、と若干無理くり納得してる(笑)。しかも、前半部分には「サスペンス映画」の要素は一切なし。でも、後半に入ると「前半と同じ映画?!」とツッコミたくなるくらいスリリングな展開に。
この映画のメインストーリーは、危険な爆薬を図体だけはでかい簡易なトラックに大量に乗せて目的地までに運ぶというもの。しかも、この爆薬は振動を与えると爆発してしまうので、ドライビング・テクニックを要する。悪路、落石、行き止まりなどのあらゆる難所を突破しないといけないので、命よりも報酬が欲しいという野心的な人にしか遂行できない任務でもある。この道中で、組んだ相棒との意見の食い違いによる確執が生まれて一気に映画として濃いものになってゆく。
あんな危険な爆薬とは一緒にいたくないけれど、運ばなきゃいけないしわ、報酬は欲しいわってことで、緊張感がすごい。「映画だから爆発するんだよね?いつするの?まだ?!」って感じでハラハラが止まらない。
油の池にハマってしまったトラックを動かすために、全身真っ黒の油まみれになるシーンは圧巻。水面に目だけが出ているシーンは「ひゃ!地獄の黙示録!!」と絶叫した(笑)。
爆発や火事やトラックの大破とか、CGなしの一発本番感に感動する。
marco

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3.7
500キロ先の火事現場に爆薬を届けたら大金が貰えるというカイジ的設定のサスペンス
ykk

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4.6
凄い大作。嵐の前の静けさを永遠に見せられてる感じ。そのせいか最後のあの展開はちょっとホッとしてしまった。やっと嵐が来たか、という安心。
masa

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4.0
まさに恐怖に耐えたものだけが手にする報酬。
そして、まさかのラスト。
人生とはまさにそういうものだろう。
極限の恐怖の人間心理を描いた1953年のフランスのサスペンス名作。モノクロ作品。
監督アンリ・ジョルジュクルーゾー。

77年にウィリアム・フリードキンがリメイクしているが、そちらはまだ観てません。

500キロ先の油田で起きた大火災。消化にわずかな衝撃で大爆発を起こすニトログリセリンを使用するため、高額の報酬で運搬するドライバーを募集する。まさにいつ爆発するか分からない恐怖に耐えたものだけにあたえられる恐怖の報酬だ。

場末の街ラス・ピエドラス。そこは職が無く、食い詰めた移民達が日々何もすることもなく暮らしている。マリオ(イヴ・モンタン)もその一人であった。そこに、ホンジュラスから一見金持ち風のジョー(シャルル・ヴァネル)がやってきた。マリオとジョーは同じフランス人ということもあり、意気投合しながら遊んでいた。
そんなある日、500km先の油田で火事が起きた。石油会社は火を消し止めるためにニトログリセリンを500km先の現場までトラックで運ぶことに決めた。安全装置のないトラックでニトロを運ぶのは命がけである。そこで街の食い詰め者に2000ドルの報酬で運ばせることにした。
選ばれたのは、マリオ、ジョー、ルイージ、ビンバの4人。彼らは2台のトラックに分かれ、500km先の目的地に向かうのだが……
マリオとルイージというと任天堂のマリオブラザーズのマリオとルイージの元ネタか?と連想してしまうが……どうなの。
特にルイージの風貌が愛嬌がある。

面白いのはマリオと組んだジョーだ。今まではものすごい威張っていて高飛車な性格だったのに、トラックに乗ってから急に怖じ気づいてしまい、運転はマリオ任せにして、何かあるとすぐに怖じけつく。人間の心理描写も非常に興味深く描いている。
オイルまみれになるシーンは本物の石油を使ってるんじゃないかと思うほどものすごかった。。

彼らは500km先の油田に無事たどり着けるのだろうか?
非常に面白かったです✨
たく

たくの感想・評価

4.2
これは凄いよー。
白黒の映画でこれだけ緊張感があって、かつセンスがいい映像は初めてだった。
学生時代に名作ミニシアターで観て何度も通った記憶があります。
一応は観ておくべきかな、と・・・アンリ・ジョルジュ・クルーゾー「恐怖の報酬」

言わずと知れた名高いクルーゾー+モンタンの代表作ですがこの齢まで観ず過ごしてきました。現在ではサスペンス演出はベタですが当時の観客は手に汗握る思いだったんでしょうね。

ちなみにワタシの父は若い頃長距離トラックやってましてポンコツ大型車でうねるような山道を越えなければならない恐怖をまだ幼かったワタシに語ってくれたものでした。
高速道路という動脈がまだまだ完備されておらず車そのものが廃車寸前というような状態でも平気で割り当てられたそうです。
運送業界自体が今で言うスーパーブラック業界だったそうで・・・
キよ4

キよ4の感想・評価

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ひとり2000ドルの報酬のため悪路をトラック2台でニトログリセリンを運ぶ4人の男たち
長く危険で困難な道のりに異国のどん底生活からの脱出を夢見て生命を掛ける男たちの物語
ラストの皮肉な終わり方までハラハラドキドキの連続
目的地の油田火災 特にモノクロのせいか夜のシーンの美しさ
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