時代屋の女房の勝沼悠のレビュー・感想・評価

　古道具屋に謎めいた女が押しかけ女房としてやってくる。彼女は過去を何も話さず、時々数日ふらりといなくなってしまうのだが。。。

　古道具屋が道具を再生する様に女性達が主人公との交流を機に生まれ変わっていく話。
　当時の東京の風景や田舎の様子が今見ると何ともいい味を出している。
　結局彼女の過去は何も分からない、でもそれでいいというエンディングが奔放なヒロインに似合ってていい終わり方だと思った。