Godfather

おませなツインキーのGodfatherのレビュー・感想・評価

おませなツインキー(1969年製作の映画)
3.8
昔TVで観たときは私も中学生くらいだったせいか、劇中で子供扱いされてるツインキーもけっこうお姉さんに見えていたのだが、今改めて観るとどう見ても児童にしかみえず、相手役のスコットは38歳の官能小説化という設定ながらも演じるブロンソンは50くらいのおっさんで立派なロリコン映画だ。
それにしてもチャールズ・ブロンソン、ブルドッグみたいなしわくちゃ顔のおっさんなのになぜこんなにかっこよく見えるのか。このむさ苦しいほどの男臭さがいいのだろうか。「う~ん、マンダム」のCMもちょうどこの頃のはずだ。

何十年かぶりに観たわりに前半はよく覚えてて、
ツインキー:私のセックスの成績は?
スコット(あの激渋な顔で):オールAだよ
なんて会話も記憶通りだったのだが、後半のニューヨークのパートはスコットの母親がツインキーを見てショックを受けるシーンまでは覚えていたが、それ以降はすっかり忘れていた。
多分当時はそこで退屈して寝てしまったのだろう。なんというか、後半はグダグダでつまんないのだ。
最後にツインキーがちょっとだけ大人っぽくなったように見えるのはいいな。

1970年頃の街並みや音楽や空気感はすごくいい♬
この時代のロンドンに旅したくなる。

監督のリチャード・ドナーがこの映画の次に撮った作品が、なんとあのホラー映画の名作『オーメン』なのだそうな。
それが一番の衝撃だった。
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