ダース米田

007/黄金銃を持つ男のダース米田のレビュー・感想・評価

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)
3.2
黄金の銃と黄金の銃弾を持つ謎の男がボンドの命を狙う。
正体不明の銃の製造元を突き止めたボンドはマカオへと向かうが、ついにボンドの命を狙う敵が姿を現す。

前作ではどうも迂闊な姿が見受けられたムーアボンドですが、今回は銃による脅しや尋問等、結構ストイックな一面が見られます(まあそれでも迂闊な部分は目立つけど)。
本作の悪役スカラマンガを演じるのはロード・オブ・ザ・リングやスターウォーズEP2&3等近年の大作映画でも大活躍されたクリストファー・リー。
凄みと迫力ある顔付きが強烈な印象を放っています。それでいてどこか紳士的で抜け目ない印象で見事な存在感です。

舞台はマカオですが、なぜか日本的な要素が一部強いという妙な勘違い感がありました(笑)
悪役が超兵器を保有してる辺りはやはり007らしい展開かな。
前作よりもスパイらしいボンドの活躍が見られたのが良かったです。
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