Shizka

キッドのShizkaのネタバレレビュー・内容・結末

キッド(1921年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

志村けん流のお笑いが飾り付ける、いつものチャップリン。50分だとだいぶ耐えられるw そのくらい、チャップリンのお笑い、志村けんのお笑いは肌に合わない。なにが面白いのだろうか。

うー、まあ子供を育てるところはヘエ!と思うんだけど、まあ、だからなんだって感じでもある。現実から乖離しすぎていてふーんとしか思えない。所詮映画だしね、と思うほど感情移入できないのがチャップリン映画の特徴なのかもしれない。

それよりもこの映画のポイントは、最後までどうなるかわからないところ。チャップリン監督ならあのまま別れ別れの可能性も充分あったし、あのエンディングの後どうなるかは視聴者の想像に任せている。それはいい。

まあ、そこだけだけど。笑ったところはひとつもないんだけど。感情を動かされたところもないけど。

全てが現実と乖離しすぎて、小芝居に尽きる。笑わせたいならしっかり笑わせて! 感動させたいならもっと感情移入させて!
Shizka

Shizka