高峰秀子の魅力、満載。
そして
おとっつぁんの涙の語り。
「笑われるなら一緒に笑われてやる」
いいね、これ。しみじみ。愛だね。
ラスト、ゲスな村人たちの蔑みや嘲笑などものともしない強い明るさが清々しい。
ミュージカルとまでは言わないが音楽劇の側面もあり、高峰秀子のあっけらかんな歌声とダンスも楽しめる。
かの有名なシューバート(シューベルト)、チンドン屋風味アレンジも面白い。
今年、藤原紀香主演の舞台として蘇ったらしい。ちょっと見てみたかったかも!
おまけ
「ワシはその嘘つきが嫌いなんじゃ。口じゃ文化だの村のためだのと言いながら、アンタの腹は金儲けばっかしじゃ」
このセリフ、主語が大きい系のアイツやアイツにきかせてやりたいっすね!