カルメン故郷に帰るの作品情報・感想・評価

「カルメン故郷に帰る」に投稿された感想・評価

未見でした。とにかく見てない名作が多い。最初は「なんじゃこりゃ」と思いましたが、クライマックスでの感動は素晴らしい。盲目の先生とカルメン、間逆な感じなのに、同じ眼差し。音楽もきれい。デジタルリマスターで画像もきれい。
惜しメン様扮する、若きイケメン小学校教師 小川様が 踊り子 リリーカルメンの踊り子仲間にいじられているのが超絶可愛いかったです💕💕
shihorin

shihorinの感想・評価

4.0
国産カラー初の総天然色で上映された日本映画金字塔的な作品。
北軽井沢の僻地に帰ってきたカルメンことおきんとその友人朱美が巻き起こす一騒動 。
これが木下、高峰の黄金コンビの初作品でもある。

北軽井沢の村人はいわば日本社会の縮図である。「芸術とは何か」を曲解する村人達から、日本人の感性の限界を感じ取れる。

葬送曲か軍歌の如く暗い曲調から始まる「ああ、わが故郷」。天才 木下惠介が感じた日本という「故郷」に対する素直な気持ちなのだろう。
なんだったんだ。笑
高峰秀子に興味を持ったから見てみたけどらこの映画の芸術はわかんないわ。笑
ただただ映画の風景にカルチャーショックを受けた。子どもらは裸足、電柱は木、タクシーは簡易的な馬車。そんな時代にあんな格好してたらそりゃ浮くわ。
Kiwamu

Kiwamuの感想・評価

2.6
日本初のカラー映画。

何と言っても冒頭のシーンの衝撃は忘れられません。

コメディかなと思いながら結構シビアなところもあるので話も楽しめました。
なすび

なすびの感想・評価

5.0
なんか謎の話だった笑笑
それで話終わっていいんかい笑

高峰秀子は大人の女性の役よりこういう天真爛漫な役の方が好き!
佐田啓二やっぱかっこいい😍あんな学校の先生いたらクラスの女子8割が好きと思う
まさ

まさの感想・評価

3.5
これは笑える!

最近、高峰秀子さんの出演作を結構観てるけど魅力が半端ないわ。本作の高峰さんも超好きで、登場シーンではド派手な衣装に驚きました(笑)田舎で生活する人達とのギャップがすごすぎて(笑)田舎に帰ってきて草原の上で踊り始めるんですが、なぜかその時の音楽が黒澤明監督の時代劇に流れるようなやつで印象的だった(笑)

今回高峰さんはおバカなストリッパー役なんですが、都会では当たり前でも、さすがに田舎の人達には超珍しいようで目線がすごい(笑)高峰さんの芸術家気取りも半端ないですね(笑)ストリッパーになった娘がいることは田舎の親からすればとんでもなく恥ずかしいことで、劇中そのような親の描写が目立ちますね。俺も最初は芸術家と聞いて、いい印象を受けていたが次第に肌を露出した踊りを見てそういうことかと(笑)いや、最高なんですけどね(笑)

本作は日本映画の初カラー作品ということで興味ある方には是非観ていただきたいですね。コメディなのでかなり笑えて面白いですよ。高峰秀子さんの魅力も最高であらためて美人だなと再認識しました。
31monks

31monksの感想・評価

3.6
高峰秀子が、ふしぎな踊りを踊った!という話。笠智衆が面白い。
戦後日本初のカラーフィルムとしても名高い高峰秀子さんの代表作の一本。

上州北軽井沢の浅間山のふもとの村で育ったおきん。家出をして東京に行ってしまうが、ある日、リリィ・カルメンという芸名に変わった状態で、同僚のストリッパーであるマヤ朱美を連れて故郷へ錦を飾りに帰ってくるのだが...。

とにかく高峰秀子さんが可愛い!物憂げな印象のか弱い女性から、こんな風にあっけらかんとした派手メイクの女の子まで演じ分けられるのは、さすが日本映画を代表する彼女だからだな、と...!
どんなにちょっとセクシーなダンスをしたり、ケバい衣装を着たり、言葉遣いもあまり品がなくても、どこか高貴で純真なイメージが強いのは、高峰さんご本人がお持ちのお人柄あってこそですね。むしろ何をやっても可愛くて仕方ない!(笑)

片田舎の街に、突然やってきたストリッパーの二人組に、住人はみんな驚きの色を隠せない一方で、興味津々。おきんの家族も変わり果てた娘に開いた口がふさがらないけれど、とはいえ親と子に変わりなし。カルメンとマヤの二人のブッ飛んだ行動にたくさん笑わせてもらったあとは、少し心温まる展開になるのがまた良かったです。
校長先生役の笠智衆さんもさすがの存在感で、カルメンたちに翻弄されてあたふたしている姿に癒されました(笑)。

何か深いテーマがあるかと言われると一見分かりづらいけれど(笑)軽井沢を舞台にした郷愁溢れる世界観の中に、新しいものを受け入れる心というか体制の大切さのようなものも垣間見えた気がしました。
ラストの電車のシーンもすごくノスタルジックで好き!
カルメンたちの衣装のカラフルさと、村人たちの地味な服装のコントラストもまた良くて、カラー映画ならではの色あざやかな視覚効果に思わず唸りました。
東京で人気の踊り子=リリー・カルメン=おきん(高峰秀子)が、友人のマヤ・アケミ(小林トシ子)を連れて、故郷の浅間山の麓の村に帰ってくる。 
村民の地味な衣装とは対照的に派手な衣装の二人が、総天然色カラーで見事な美しさである。特に、高峰秀子のカラーで映し出される「脚線美」に眼が釘付けとなってしまう。 

昔の浅間山と青い雲、白樺、広がる草原などが美しい。 
浅間山の麓にある北軽井沢小学校(校長は笠智衆)での運動会がクス玉割り、むかで競争など時代を感じる。 
現代では差別用語とされている言葉もバンバン登場する。 

おきんは、木の下で牛に蹴っ飛ばされて頭が弱くなったと思っている父親が、実は娘のことを「可愛くてしょうがない」というくだりは、「父親が娘を思う気持ちはそうだろうな~」と同感である。 

娘の行動を恥ずかしがるおきんの父親に、校長が「恥ずかしいというのは人間だけが知っている。尊いことだ。」というセリフ、笠智衆に言われると納得してしまう。 

この作品を紹介する文章を見かけるたびに「東京でストリッパーをしているカルメンが故郷に帰ってきて騒動を巻き起こす」などと記されているが、本作では『ストリッパー』なるセリフは一切登場しない。 
「裸踊り」とか「(トラックに書かれた)裸美人の乱舞」・「裸芸術」などと表現されている。 
しかもストリッパーと仮に呼んだとしても、現代のストリッパーを想像するのは間違いで、現代でのビキニ姿程度のものである。このあたりが、時代相違であろう。 

本作でとりわけ印象的なのが、高峰秀子歌う曲(作詞:木下忠司、作曲:黛敏郎)と佐野周二歌う芸術的な歌の2曲。この2曲が、これまた対照的であり、都会と田舎を表しているようだ。前述の服装も、東京から来た2人の服と村民の服が、都会と田舎を象徴的に表しているのだと思う。 

日本初のカラー映画ということで、カラーフィルムで撮影し、それが失敗して作品が成立しないリスク回避のために白黒フィルムに入れ換えて白黒版も作成した木下恵介監督の苦労を想像させるエピソードである。
>|