バッシー

カルメン故郷に帰るのバッシーのレビュー・感想・評価

カルメン故郷に帰る(1951年製作の映画)
3.8
国産初の総天然色映画。

故郷に錦を飾る女性。

浅間山を望む牧歌的風景の中に、派手な出で立ちと振る舞いが場違いで浮いてる。
その落差が醸し出す可笑しさで台詞もずっと面白い。ただ、今観るから面白いってのもある気はした。

父親の愛情故の葛藤、失明した男と献身的な妻といったシリアスな面もあるが、ほぼニヤニヤして観てた。意外と村民達が浅ましい。

しかし、芸術だ文化だって言うもんだから、ストリッパーだとは思わなんだ。