ヒラリー

愛の果てへの旅のヒラリーのレビュー・感想・評価

愛の果てへの旅(2004年製作の映画)
3.6
恋する男特集
不仲な妻子は家、自分はホテル暮らしで同じことを繰り返す中年男性
駅の通路、エスカレーター、ホテルの客室、大量の金
全然話が結びつかないし彼の正体もよく分からんのに映像が美しくて深い事を考えずに魅せられてしまう。
登場人物の動きは静かなのにたまにかかる音楽がバキバキ、静と動を視覚と聴覚で捉える感じ。
大量の金は計算機ではなくいちいち手で数えさせてんの本当によく分からんのだけどあの繰り返しも無駄なようで無駄じゃないように思える。
結局あの男は何者だったのかよくわからんけど良いものを見た、という気持ちで劇場を去った。
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