フランスとスペインの境の辺り、ピレネー山脈の麓にルルドという町があります。
そこに洞窟から水が湧き出る奇跡の泉「ルルドの泉」があります。
病気や大ケガをして何年も苦しんでいる人々が奇跡的に治癒する泉です。今までに奇跡の治癒は60以上にものぼります。
この映画(作品自体はフィクション)でも、全身麻痺で体が動かない若い女性が、巡礼を行い神に祈り「ルルドの泉」で水浴したした事により、奇跡的に手足が動き出し体が動くようになった様子が描かれています。
実際にもこれと同じような奇跡が多数起こっているとは驚きです。
映画の中の女性は奇跡の治癒ということもあり最初は、非常に素晴らしい、本当におめでとう、ともてはやされます。
しかし一方で、「信仰心の薄い彼女がなぜ?」「 彼女よりもたくさんここで巡礼している人が治癒しないなんておかしい」「すぐに元に戻るわよ」などの嫉妬や妬みが凄かったです。
奇跡の治癒や宗教的な事などいろいろと興味深い内容の作品でした!!
聖母マリアが何度もその場所に現れたという言い伝えもあり、ルルドは今では巡礼・観光の一大スポットになっているようです。(ホテル数はパリに次いでフランス国内2位)
宗教的行事や巡礼の様子も映画内で見ることができて凄く勉強になりました!!
あと、人気のレア・セドゥが出てました。