なんか色々と勿体無い。もう少し上手くやったらドラえもんやコナンやクレしん等の毎年公開するレギュラー映画になれたかも知れないのに。妖怪ウォッチもそうだけどレベル5ってなんかツメが甘いんだよねー。
ゲームのレイトン教授を劇場用アニメ化。ゲームでもレイトン教授が大泉洋を、ルーク少年を堀北真希が演じてたそうで、今作でも続投。それはギリギリ良しとする。
映画で敵役となる仮面の科学者デスコールに渡部篤郎。うわ〜ドイヒーな棒演技。
タレントとプロ声優との実力差が酷い。今に始まった話では無いが今作は特に声の悪さが目立つ。
オペラ歌手からの相談で、死んだ親友が蘇ったという件で調査に来たレイトン教授。
オペラの舞台に現れたデスコールにより、永遠の命をかけた死のゲームが開催される。
船上から逃れられず、間違えたら死の謎解きゲームに強制参加させられる観客。そしてゲームに残った参加者がたどり着いた島で謎が暴かれる。
デスコールの目的はこの島の遺跡。
永遠の命とは死んだ娘の父親が、彼女の記憶を機械で他人に移植していたというモノだと分かる。
デスコールの野望は阻止され、父は死んだ娘を生き返らせることの不毛さに気づかされる。
ウーン。確かに雰囲気は悪くないのだが、ミステリとして内容が浅すぎる。シャーロック的なロンドンとスチームパンクが混在した世界観。簡素だがファンシーな魅力のあるキャラクターデザイン。アニメーションもよく出来てる。
だがザックリ過ぎるデスコールの目的。何の為なのか、何が彼の情熱になるのか、正直サッパリだ。
記憶を移し替える機械という荒唐無稽さもどうなんだろう？ターゲット層の対象年齢を幾つに設定してるんだ？今作は大人にも子供にも中途半端に思えるんじゃないかなー。
