妻の事故をきっかけに夫が家族、そして祖先と再び繋がっていく再生と喪失を描いたヒューマンドラマ。
原作にあるであろう悲しみとユーモアの融合をアレキサンダー・ペインが優しく丁寧に演出し非常に良い仕事をしているのが伝わってくる。
特にジョージの走り方が愛嬌があり最高。
その反面でプールの水面下で娘が泣きながらも悲しみを振り切るように泳ぐ姿を正面からおさえるところなどもストーリー全体でのメリハリがよく出ている。
決してハワイ行きたいなぁと観光気分で観る映画ではないけれどリアルな１つのハワイのストーリーに個人的には満足。
ハワイアンミュージックもあるしね。
