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ファミリー・ツリー2011年製作の映画)

The Descendants

上映日:2012年05月18日

製作国:

上映時間:115分

ジャンル:

3.6

「ファミリー・ツリー」に投稿された感想・評価

えむ

えむの感想・評価

4.1
ハワイが舞台の映画はつい観てしまう…
これもたまにやってるの見かけると観ちゃう「帰ってきた感」シリーズかも。

ハワイの景色に癒される映画…と言ってしまうには、なかなかにハードな内容。
タイトルになっているファミリーツリーっていうのは「家系図」のことで、「家族」の関係について考えさせられます。

順風満帆な人生を送っていたある日、主人公マークの奥さんが事故で植物状態になり、更に彼女がずっと浮気をしていたことが知らされる…

さらには先祖代々受け継いできた土地の売却について、一族との相談も抱えていて…という内容。


同じハワイの中でも、舞台がオアフ島とカウアイ島の2箇所のパートになっているのが効果的だと思う。

開発が進み、近代化しているオアフ。
ここに共に暮らしていた妻は、家庭を顧みない夫への不満から、バッサリ夫を切り捨てて浮気するし、浮気相手も自分の妻を平気で騙している。
そしてちゃっかり妻を連れてカウアイ島に少旅行にも行くし、浮気相手がそんな酷い状態になっていることすら気づかない。
ある種、都会的、近代的の割り切ったところを体現してるみたい。

でも、それに対して、街のから端まで歩いて行けてしまう、住民の顔はみんな知ってるような小さく長閑なカウアイ島出身のマークは、そんな簡単に切り捨てられない人なのだ。

妻のことも、先祖代々の土地のことも。
そして浮気相手のところに乗り込んでも、同じ被害者でありその家族である奥さんには冷たい態度は取りきれない。


家族や血の繋がりというのは、ある種の呪いだ。
友人や知人なら、歩む方向が違ったら離れられるけど、家族はそうはいかない。
逃げたくとも現実を容赦なく突きつける。

呪いではあるけれど、救ってくれるのもまた家族。
共に苦しんだ娘たちと手を取り合うことでまた最後には歩き出す。

物語のラスト、妻の遺灰を海に返したマークは、全てを飲み込んで、家族も、土地も、これからどう共に歩くのかを模索しようとする勇気を得たのかもしれない。

重々しいテーマを扱いつつ、それをハワイの自然が包み込んで最後は背中を押してくれる、そんな映画です。
kazu1961

kazu1961の感想・評価

4.0
▪️JPTitle :「ファミリー・ツリー」
ORTitle:「The Descendants」
▪️First Release Year : 2011
▪️JP Release Date : 2012/05/18
▪️Production Country : アメリカ
🏆Main Awards :
第84回アカデミー賞 脚色賞
第69回ゴールデングローブ賞 作品賞 主演男優賞
▪️Appreciation Record : 2022-337 再鑑賞
🕰Running Time : 115分
▪️Director : アレクサンダー・ペイン
▪️Writer : アレクサンダー・ペイン、ナット・ファクソン、ジム・ラッシュ
▪️MusicD : ドンディ・バストーン
▪️Cast : ジョージ・クルーニー、シェイリーン・ウッドリー、ボー・ブリッジス、ジュディ・グリア、マシュー・リラード

▪️Review •••••••••••••••••••••••••••••••••
🖋何度目かの再鑑賞、年齢を重ねると共に感じ方が違ってくる作品です。“人生って?”“生きた方は?”“家族とは?”“夫婦とは?”色んな想いで年齢を経た今、感情が掻き乱されます。やっぱり人生は“無常”、いつ何が起きるからわかりません。そんな時にそれぞれの立場でどういう想いでいられるか?、本作を観ていても本当の意味で悪い人はいないんですよね。寂しかったり、想いを聞いて欲しかったり。。。ほんと色々考えさせられる作品で感動すら覚えます。予想のつかない人生の無常さを、説得力と優しさで見事に描いた作品です。

🖋そしてそんな重たい想いも、ハワイという舞台にかかると、温かな優しい気持ちにさせられるのが凄い!!と思います。俳優陣の演技も素晴らしく、シャイリーン・ウッドリーとアマラ・ミラーという若手女優たちがクルーニーの娘役を好演。そして特にジョージ・クルーニーが新境地を切り開き、等身大の父親を見事に演じて、家族を守るために、父親としての威厳と家族への愛に悩む姿が共感を誘います。

🖋そしてハワイの絶景に加えて、ギャビー・パヒヌイ、レイ・カーネ、サニー・チリングワース、ジェフ・ピーターソンなど豪華アーティストによる音楽がこの世界を優しく彩っています。

😢物語は。。。
ハワイ・オアフ島に生まれ育った弁護士のマット・キングは、美しい妻と二人の娘たちの四人で何不自由なく暮らしていました。ところがある日突然、ボート事故で妻が昏睡状態に陥ってしまいます。さらに妻に恋人がいて、離婚を考えていたことが発覚するだけでなく、その秘密を長女までが知っていることに。折しもマットは、カメハメハ大王の血を引く先祖から受け継いだ広大な土地の行方について決断を迫られていました。売却すれば一族に巨額の富が入りますが、大自然は失われる、そんな究極の選択に頭を抱えていました。全く予期せぬ形で人生の転機を迎えたマットに突きつけられたいくつもの問いかけ。自らのルーツを見つめ直し、家族の絆を取り戻すためにマットが選んだ道とは。。。

▪️Overview (映画. comより)
「サイドウェイ」「アバウト・シュミット」のアレクサンダー・ペイン監督がジョージ・クルーニーを主演に迎え、ハワイで暮らすある家族に起こる出来事を描いたドラマ。祖先の土地を受け継ぎ、ハワイで妻と2人の娘とともに暮らすマット・キングだが、ある日、妻のエリザベスがボートの事故でこん睡状態に陥ってしまう。さらに、エリザベスには不倫の相手がおり、離婚まで考えていたことが発覚。友人や長女もその事実を知っていたことにがく然としたマットは、自らの人生を見つめ直すことになる。第84回アカデミー賞で脚色賞を受賞。
sasha

sashaの感想・評価

3.0
重たい内容だったけれど、ハワイの景色と音楽には癒されました。

妻がボートの事故で昏睡状態の中、娘から妻の不倫の事実を告げられる…

私だったら耐えられないと思う。
不倫していたのを知らない方がいいや。
kasumi

kasumiの感想・評価

3.1
ジョージ・クルーニーが人間味があり
良かった。ジョージ・クルーニーの奥さん役の設定には一切同情できないし、家族に嫌な思いを一生残した事は許せないし、とても罪深いが、この家族が色々な事を乗り越えたかのようにみえるラストのシーンは
少し幸せにみえました。
好きな部分とモヤっと感じる部分が両方あって言葉にするのが難しい、、、

ハワイの海や山に癒されるし、ジョージ・クルーニーのダサい走りが2回も見れるのは萌える。

生前の元気な妻の姿が最初の数秒しか描かれてないし、娘2人も母親に対してサバサバしすぎているのはちょっと不自然?
一方で、母親が浮気をした理由は自分を相手にしてくれない夫に不満があったからであって、父親にもその責任はあると思えるんだけどそれでも父親を裏切った母親を嫌いになるのは、思春期の女の子らしいリアルさがある。

あと、家族の物語と先祖から譲り受けた土地の物語の2つが描かれてるけれど、互いの話がリンクしてるように思えず、、難しい。
でもラストの3人のシーンはすっごく良かった!
mmn

mmnの感想・評価

4.3
昔見た時は全然はまらなかったけど、数年ぶりに見たらすごく好きな一本になった。
重たいテーマなのに、流れている空気があたたかくてすごく好き。家も好き。
ムノウ

ムノウの感想・評価

3.7
冒頭でいきなり妻が事故で昏睡状態に、それまで仕事人間で家庭から離れてた旦那がいつ目覚めるかも分からない妻を見守りながら家庭を見直していく作品だと思ったらかなり序盤で妻が不倫してた事実を娘の口から聞かされるのだった

人生ってどう転ぶか分からない
ハワイの穏やかで陽気な空気のおかげでヘビーな内容も独特の雰囲気でどことなく癒し要素があった
見ている最中、戸惑いも憤りも切なさも笑いもあったけどどれもハワイの空気みたいに暖かい気持ちになるものだった
アロハシャツで短パン親父たちが仕事の話してるのハワイ〜!って感じだった
娘との付き合い方が分からないパパの様子が微笑ましかった
長女のボーイフレンドが当たり前のようにこの家族の中にいるの面白い
空気読めよ!と突っ込まずにはいられなかったけどこいつがこの映画で良い存在感を出している
ハワイの観光PRとしても魅力的な作品でした
ハワイの魅力は海だけじゃない
マスン

マスンの感想・評価

3.6
第84回アカデミー作品賞にノミネートされた作品。
ジョージ・クルーニーが好演。
事故で昏睡状態の妻、成長期の二人の娘、
いろいろな事が起きるなか、妻の浮気を娘から聞かされる。

怒りと苦悩と絶望と、どうしても突き止めたい相手の男。
娘たちに支えられながらやっていくしかない。
長女のボーイフレンドが、どこにでもついてくる、でも不思議な存在感
内容は重いのに、ハワイの景色や音楽で割とゆったりとした印象があった。
淡々と進んでいった感じがあるけど、後からジワジワくるタイプかも。

2021-395
arata

arataの感想・評価

3.6
ファミリーツリーとは家系図。大地に根を張り受け継がれる家族系譜のこと。

家族の絆をが少しずつ変化していくのが、良かったです。
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