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メーヌ・オセアンのsonozyのレビュー・感想・評価

メーヌ・オセアン(1985年製作の映画)
3.0
ジャック・ロジエ60歳のコメディ作品。
ジャン・ヴィゴ賞受賞。

ナント行きの列車「メーヌ・オセアン号」に飛び乗ったブラジリアンダンサーのデジャニラ。
検札で彼女のチケットにスタンプが無い問題を指摘するがフランス語が通じず手こずる二人の車掌、リュシアンと杓子定規な上司ル・ガレック。
通訳としてその仲介に入った女性弁護士ミミ(“大統領”という名の犬を連れてる)。

ミミが裁判で弁護する血の気の多い漁師プチガ。(交通事故がらみの暴行容疑)
なぜかこの裁判にデジャニラも同行。笑
ミミのシュールな?弁護で裁判はあっさり負ける。

別の列車でリュシアンと再会したミミとデジャニラ。リュシアンの意見で3人はプチガの住むユー島で休暇を過ごすことに。
リュシアンはル・ガレックも無理矢理誘い、4人はユー島で合流。

島に戻っていたプチガは、ミミたちから聞いていたチケット問題でリュシアンとル・ガレックを攻め立てる。
その後、酔ったプチガとル・ガレックは仲よさげに。

さらにデジャニラの雇い主の興行主ペドロ・マコーラがNYから登場。
彼の無茶振りで、ピアノ&ピアニストやらを集め、デジャニラのブラジリアンダンスと一緒に酔ってヘロヘロのル・ガレックらも踊る。(ここの写真のシーン)

この6人が集まっての珍騒動。最初のきっかけを作ったのはミミなのに、彼女は最後まで傍観者風に楽しんでるし、ル・ガレックだけがかわいそうなトホホ展開になり・・・
このとっちらかった展開をよくまとめたなという面白さはあるものの、冗長なシーンも多い&長めなので、途中からちょっと飽きちゃいました。笑;
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