クリスマスなので久しぶりに鑑賞。1990年制作のホームドラマ映画。改めて見直しても良く出来ているなと思う。主人公の男の子と母親の話を中心に大家族とホームレスと噂されている怖いおじいさん。泥棒の二人組に立ち向かう少年の話。少年は家族がいなくなってしまったらいいとサンタクロースにお願いをしてしまう。すると願いが叶って(実際にはそうではないのだが、叶ってしまったと思って)家には一人、さあどうする？という冒頭。細やかなディティールのユーモアにもあたたかい気持ちになるが、問題の解決させ方が上手い。最終的に少年は泥棒も退治して、近所のおじいさんの悩みも解決し、大人の階段を一歩登った。母親の帰りのタイミングと家族のタイミングを少しずらすのもさすがという構成。良いものは古びないなと思った。分かりやすくて面白いというのは本当に難しいことなのですが、なかなか忘れてしまう。
