転生Moljiana

ホーム・アローンの転生Moljianaのレビュー・感想・評価

ホーム・アローン(1990年製作の映画)
4.0
本日はクリスマスですね。ダメ人間Moljianaがクリスマスをどう過ごしているのかについては割愛するとして、クリスマスらしくこの映画をレビュー。

シカゴへのクリスマス旅行に行くつもりが一人だけ取り残された大家族のトラブルメーカー・ケビンが一人になった事で家族の大切さを知り、家を狙う泥棒二人組との闘い(一方的)を挑むクリスマス映画の傑作。主人公役のマコーレー・カルキンを良くも悪くも有名にした一作。

まだ見れた頃のマコーレー・カルキンの代表作、私も子供の頃大好きでしたね。誰も居ない家に一人きりで好き放題、お菓子を好きなだけ食べ、普段は禁止されている『ゴッドファーザー』チックなギャング映画を鑑賞する姿は両親共働きの一人っ子という昔の私を見ているみたいで親近感が有る様な悲しい様な……。

でも一番肝心なキャラクターと言えばやっぱりハリーとマーブの泥棒二人組でしょ!!前半では警察官に変装し、クリスマス旅行に出かける家族を中心に窃盗をしていたものの、ケビンの家に目をつけたのが運の尽き。頭を燃やされたり、顔面にペンキ缶をぶつけられたり、顔に毒蜘蛛を乗せられたり……。正直場合によっては死ぬような目にあっても割と大丈夫そうにケビンを追いかける姿には当時の私も脱帽。
世間一般では「ホームアローンは1,2までが名作、だってマコーレー・カルキンが出てるから」みたいな印象ですけど私が思うにやっぱあの二人組が居るから面白いんじゃないかと思いますね。

基本はコメディですが、見ると「やっぱ家族って良い」って思える作品。最初は家族なんて要らないと言っていたケビンが段々孤独を感じていく所や教会でケビンと隣家の老人マーリーとの会話のシーンはやっぱりグッと来ます。序盤の所でケビンが家族全員から嫌われているのを示すシーンから、母親が何が何でもケビンの元に帰ろうとする姿もやっぱり子を大切に考えるのが母親なんだな~と感じられました。
転生Moljiana

転生Moljiana