キムギドクらしく、むなくそ悪いっす。
特に映画の序盤ですかね。女の子を無理矢理ってのは見てて気持ち悪い。
主人公のハンギですけど、この人も最初は自分から手を出さないし見ているだけで気味が悪い。
で、だんだん「もしや童貞?」って思うほどかわいくなってくる。純愛?うん、まあ、そうかも。
キムギドク映画はいつも気分悪くなるけど、決して嫌いではないのです。むしろ好き。
でも今回のこの女子大生のソナの気持ちというか、双方の接近がちょっと気持ちがわからなかった。どうなんだろう。さすがに男の都合良さが入り過ぎてないだろうか。
演技はチョ・ジェヒョンもソ・ウォンもよかった。
スタイリッシュな映像美とかね、今となっては、「ひと昔前」感はありますが、そのへんはさすがというべし。