悪い男の作品情報・感想・評価

「悪い男」に投稿された感想・評価

少年が、綺麗な小鳥がほしくてほしくて、羽をむしって、鳥籠にとじこめるような話。

初めは赤を勧められても、頑なに純白のドレス選んでたのに、最後には自分から赤のワンピースを選んでて、ソナの心の居場所の変化がうかがえた。一度赤を選んだら、もう白いドレスには戻れない、それでも赤を選んだんだろうなあ。
自分をどん底まで堕とした男への反感が、いつの間にか最後には愛せずにはいられなくなるという逆転現象。
男は不器用の極み。
一見すると乱暴だけど、文学的に愛が表現されていて痛々しさ、歯がゆさがあるために引っかかってくる。
煙草がいい味出てる。
higatree

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2.5
ヤクザが女子大生を売春婦にする ひどい話だけど映画全体は嫌いじゃない感性
Mocha

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3.2
Kim director doesn’t disappoint me. I like a gang’s phrase “we don’t love because we are gang”. After watching Kim’s sorrow stories, any stories will fade. When it comes to this movie; bad guy, it was unnatural for me to accept heroine Sona’s affection toward the gang.
Cem

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1.6
ヤクザが彼氏持ち女子大生に一目惚れ、公衆の面前で無理矢理キスをする、彼氏に殴られ女子大生に唾を吐きすてられ怒られる、ヤクザは女子大生を風俗に陥れる、その様子をマジックミラー越しで見るヤクザ、よく分からないうちに女子大生はヤクザに惚れるっていう変なストーリー
私にはまだ早かったのか途中で飽きました。
もう少し理解できるようになったらまた見たいです、難しい映画でした。
女子大生も財布の中身パクるし結構強気な子で同情もできなかったです。
異常な愛の形。
理解するのが難しい映画。
けど観ていて心苦しくなって泣きそうになるほど揺るがされてしまうのは、いい作品なんではないかと思ってしまう、、
筋の運びにはところどころ明らかな飛躍が見られるが、かといってそういう飛躍を埋めるような精緻な描写を下手に挿入してしまえば、おそらくこの映画の独特の気品は殺がれてしまうだろう。だから私たちはつまらない構成的な不備をあげつらう前に、この映画の強引なまでの「荒っぽさ」を、キム・ギドク監督の美学としていったん受け止める必要がある。それにしても、悪徳と純愛といういっけん食い合わせの悪いこのふたつの主題が力技でむすびつけられるその手腕に、私たちはふしぎな清々しさを感じはしないだろうか。それはおそらく、ヤクザと娼婦といった肉体性の極致のようなキャラクターを双極に配置することによって、かえって精神的で純粋な交感を浮き彫りにすることに成功しているためであろう。
すず

すずの感想・評価

3.2
歪んでる、狂ってる。

もうわからん〜!
千鳥風に喋りたくなる。

チンピラ坊主が女子大生に一目惚れ。
無理矢理キスしてキレられる。
キレられた仕返しに借金背負わせる。
売春街で働かせる。
こんなストーリー!
なんなの?すごく身勝手\(^^)/
いきなりキスしたらそりゃキレられるよ!
仕返しするとか謎すぎるよ!
女の子何も悪くないよ!
こんな手段で女の子に振り向いてもらおうなんて、頭どうかしてるよ!
こんなの究極の愛なんかじゃない!
究極に身勝手でモテない男の悪あがきだ!

とか言いながら実は嫌いじゃない\(◡̈)/
ギドクという監督ゎ異常な形の愛ゃ憎しみを突き詰めるのが上手い半面、かなりのロマンチストだと思う

昔の知り合いに現代の女衒(ぜげん)とも云える人物が関内にいた
ヤクザでゎなかったがソープランドの何人かの女のヒモで、酒も飲めないくせに毎晩横浜のクラブで遊ぶのだ
店に高額の借金があり堕ちそうなホステスを見つけてゎより高額のバンス(前借り)を餌に川崎辺りのソープに売って(紹介して)手数料を紹介した店と堕ちる女の両方から取っていた「悪い男」だ!
だが、決して彼ゎ女を見捨てないのだ🎵
引っ越しゃ男とのトラブル、テレビの配線からペットの散歩まで何人もの女から頻繁に電話があり、夜中でも早朝でもマメに出掛けていた

そんな彼も、今作の二人も、オイラにゎ理解出来ないが、歪んだ愛情で繋がっているのだろう

(ーー;)
ふふみ

ふふみの感想・評価

3.9
90年代の北野映画っぽくて好き。
ぽいっていうより、ストーリーや演出からキャラクターや台詞の少なさまで昔の北野映画そっくり。
キム・ギドクもフランス映画ファンだから感覚が近いのか。(報道を見る限り人間性は全然違うようだけど。)

ものすごく理不尽な話なんだけど、何故だか憎めない。
結局はヒロインである女子大生よりも主人公のチンピラの方が純粋だと感じさせられるからだろう。
やり方はめちゃくちゃで馬鹿げてるけど、全く違う世界に住んでいたヒロインを、結局は自分と同じ世界に住まわせることに成功しているし、最終的には心を手に入れている。
ヒロインはいつのまにか自分を理解するのはその男だけだと思っているし、その男を理解してあげられるのも自分だけだと思っている。
そういう、理屈が通用しない不条理な情というのは、彼女が元々住んでいたキレイな世界では生まれにくい。
そのやるせなさと切なさが伝わってきて最後は泣けてくる。
そんな、知らなければ必要なかった情、知ってしまうと逃れられない情を充分すぎるほど表現できている。
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