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イントルーダー/怒りの翼のmhのレビュー・感想・評価

イントルーダー/怒りの翼(1990年製作の映画)
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アメリカ海軍の艦上攻撃機(グラマンA-6)がメインで、戦う相手は地上の軍事施設とベトコンという戦闘機もののなかでも珍しいタイプ。
中盤のとってつけたような「トップガン」のウェイウェイした感じにむずむずする。
命令も出てないのに爆撃するわあ、機体をおしゃかにするわあ、仲間しぬわあで、見てるだけでストレスすごい。
ウィレムデフォーがどんな役なのかなかなかつかめなかった。凶悪面は相変わらずだけど、口ひげ蓄えて清潔そうだし、物腰が柔らかそう。もしかしてサイコパス? とか思ってるうちに終盤で、突然、「ランボー2」みたくなってびっくりした。
最後は唐突に「リーサルウェポン2」みたいなバディものになってて、昇進してハッピーエンドとか気がふれてる。
原作があるというのだけど、ストーリーはめちゃくちゃ。
とはいえ、いいところもある。
「ミッドウェー囮作戦」を彷彿とさせる空母内航空隊の雰囲気がよかった。
コックピットの中はおそらく実物で、インターフェースとか見てて楽しかった。戦闘中に見える景色、爆発しながら空中で機体が分解していく様子もすごい。あれ特撮だったのかな? あと、ウィレムデフォーの背が低いことがわかったのが収穫。
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