FukiIkeda

白バラの祈り ゾフィー・ショル、最期の日々のFukiIkedaのレビュー・感想・評価

4.4
敗戦間近のドイツで、無血の反戦運動をくりひろげていた、学生レジスタンス「白バラ」の首謀者とその妹のゾフィー。逮捕から処刑まではわずか5日間。信念を貫き、真っ直ぐに闘う姿と、あまりの潔白さと正論に声を荒げることしかできない尋問官や裁判官。一目で見て、誰もが異常だと思うことも、独裁者の統治下や戦時下では、どんな正義も権利も捻じ曲げられ、意味をなさない。
日本もその一歩手前というか、既に片足を突っ込んでいるというか、、、同じコトを繰り返そうとしているようにしか見えない、、、。
ご両親の最後の態度と言葉は本当にすばらしい愛だと思った。
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