花とみつばち

ふたりの人魚の花とみつばちのレビュー・感想・評価

ふたりの人魚(2000年製作の映画)
4.5
『愛しているなら、死ぬまで私を探して』
物語は撮影作家をする男性が語り始める、そして映像には一切登場しない。
マーダーというバイクで運び屋をする男性は、恋人であったムーダンという少女をたった45万元の身代金で誘拐し、友人に引き渡す…
ムーダンは、マーダーを愛していたショックと安い身代金額で絶望し、蘇州河に飛び込んでしまう。「 今度会う時は私は人魚に なってるわ 」と言い残して…
服役後、マーダーはムーダンを探す。そしてメイメイというバーで人魚のショーをするムーダンに瓜二つの女性に出会うのだった。
メイメイはムーダンなのだろうか?

上海の廃墟ビル、汚れた蘇州河と綺麗な街並み等一切登場しないのに、何故だか美しく切ない物語。眩く照らされる蘇州河が本当に悲しい雰囲気を醸し出している。
スブロッカがお洒落!
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