ふたりの人魚の作品情報・感想・評価

「ふたりの人魚」に投稿された感想・評価

暗い!そして語り手別にいらない!でも切なくてよかったです。幸せってなんですかね、たぶん他人がいなくなってようやく気付くものなのかもしれません。ジョウ・シュンがかわいかった。青のマニキュアと左太ももの内側にある牡丹のタトゥーシールが特徴なんですね。男はジョウ・シュン演じるムーダンを探しまくりです。愛する人をとにかく探す。そしたらそっくりさんに出会い、違うとわかってまた探す。そしてバッドエンド。そら悲しいですよ。
slow

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4.3
解けた私の貴方は結び目。その寡黙な背中で、沈む温もりと泳いだ時間。この幸福を悟られまいとしたこともあった。この幸福を感情のままに訴えたこともあった。誰も知らない、私のにこにことぐしゃぐしゃの顔。貴方の背中で、私は恋をしていた。

この独特な雰囲気。カウフマン作品のような、不思議な構造をした映画だった。しかし、決して難解なわけではなく、テンポの良さとジョウ・シュンの魅力にグイグイと引き込まれる。どことなくウディ・アレンのあれや、ジャ・ジャンクーの変わり行く系ぽさもあるけれど、狐につままれたような余韻は本作ならではの妙。

雨に澱む私の鱗は一片の花弁となり、もう散ることを恐れない。解けた私は、いつかの人魚。
sonozy

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4.0
2000年、中国のロウ・イエ監督/脚本作。
ロッテルダム国際映画祭 最優秀作品賞、Paris Film Festival グランプリ&最優秀主演女優賞(ジョウ・シュン)、東京フィルメックス 最優秀作品賞。
世界23ケ国以上で公開され、中国インディペンデント映画界で最も成功を収めた映画とのこと。

舞台は上海・蘇州河界隈。
ビデオカメラマンの男が一目惚れするナイトクラブの水槽で人魚を演じているメイメイ(ジョウ・シュン)の愛。
運び屋のバイク乗りマーダーと、彼が運ぶことになる少女ムーダン(ジョウ・シュン)の愛。
人魚というキーワードでつながる、まったく異なるキャラの2人の女性を演じるジョウ・シュンを軸に、2組のカップルの愛がミステリアスかつ複雑にからみ合うストーリー。

「次に会う時は人魚になってるわ」という言葉を残して蘇州河に身を投げて消えたムーダン。
数年後、ムーダンを探すため、街に戻ってきたマーダーはナイトクラブでメイメイに出会い追う。
彼女はムーダンなのか?・・・・

汚れた蘇州河、怪しげなナイトクラブ「開心館(ハッピー館)」、メイメイが暮らす河沿いのコンテナ部屋、湿度の高い雨・・
ビデオカメラマンの男の視点と語りを軸に描かれる、美しさとは真逆の湿度の高い映像。
二役を演じるジョウ・シュンの魅力、せつないラブストーリーに浸れます。
男のナレーションの立ち位置の辻褄は合っているが、そんな情報まで語らないでくれよと思う場面が多々ある。
出所した人物を過去形に語るナレーションスタイルから、二人はどこかしらで会うことは予測出来るが、随所に、ナレーションの情報源が細かすぎて(良くも悪くも繊細すぎて)、そこまで語らないでくれよと冷めてしまう部分があった。
就寝前にぼやっと見てエンドロールとともに寝ていた、夢を見てたみたい、
これはマーダーは僕なのか?てなったけど、僕は姿は出てこなかった、語りの僕の目線のカメラワークがよかった、綺麗な海の人魚ではなく古びた街の人魚もなかなかいいな、
雨の日に見るたらなお良さそう
無意味

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3.8
どんよりとした雨。廃墟的な、灰色の景色。人々の暗い表情。埃っぽいノスタルジックな白昼夢のような、心地よさ。人魚の儚い恋…。
ロウイエ監督作品で1番好きな作品。
夢を見てるみたな脈絡のない展開だが、10年くらい前に渋谷のアップリンクで観た時のドキドキがまだ印象深い。
てぃだ

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2.5
『天安門/恋人たち』のロウ・イエ作品。わからん。たった80分しかない(し短いからチョイスした)のにどこにどう魅了されればいいのか困惑するばかりで眠い。肝心の人魚=ミューズに魅力がこれっぽっちも感じられなかったのが敗因かも。
雰囲気が全体的に暗い。カメラワークがとても工夫されていて面白い。
Stream

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4.0
ジョウ・シュンの綺麗さには圧倒される、、服装も素敵。
女を探し続ける男とただ女を待ち続ける男がいる。
全ては待ち続ける男が作った物語なのか。
雨をよく降らせているところがとても良かった。
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