小説を読んでいるような展開。
フィルムの色味と手持ちカメラのブレがいい味を出している。
映像がカッコイイ。
ナレーションとカメラワークが同一人物で物語は進む。
彼が主人公だと思いきや、このストーリーの中では脇役のよう。
人生ってそういう物なのかも。
ありそうでない、ファンタジーのようなリアルなストーリー。
それぞれの登場人物の複雑な事情がどんどん繋がっていき、最後まで結末の予想がつかなかった。
メイメイの水色のアイシャドウに釘付けだった。
年代調べずに見始めたけどファッションがもろ90年代で、当時流行のファッションは日本と似ていたんだなと思った。
面白い作品に出会った。
この監督の他の作品も観てみたい。