70年代イギリス。ラジオのDJをやっているロバートは、兄の死をキッカケにロンドンからブリストルへと向かうロードムービー。
デヴィッド・ボウイの'Heroes'/'Helden'とタイプライターの音と、打ち込まれていく文字から始まるオープニングクレジットが堪らなく好き。
DVDカバーに惹かれての鑑賞。物語に大きな起伏があるわけでもなく交わす言葉も少なく、淡々とブリストルへと向かっていくだけなのですが、カバーだけでなくどのシーンも壁紙にできそうなほど格好いい画でした。当時に生きてて、もっと音楽を知っていればもっと楽しめたんだろうなと思います。
途中スティングが出演していたのも良かったです。やっぱりかっこいいですね。曲使われてたら良かったのに。
積極的に人に勧めたくなるような映画ではないですが、夜、ラジオのように流しておきたくなるような作品でした。