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人生劇場 飛車角のlagのレビュー・感想・評価

人生劇場 飛車角(1963年製作の映画)
3.6
兄弟で同じひとに惚れる。嗚咽して駄々こねて独りでは生きていけない。直球で好きと伝えて行かないでくれと縋りつく。意地と義理はもう嫌と逃げる。我慢通せず海に叫んでしまう。男も女も情けなく人前で涙見せたがり。

熱にうなされ浮かぶ顔。大きく息を吸いこんだ隙に切り捨てられる。任侠に投げ刺して陸揚げされた血塗れの魚群。どよめき騒ぐ。辿り着く前の道中で察し。

博奕打ちじゃねえ侠客だと名乗り角さんと呼ぶ月形龍之介。水島道太郎のところに転がり込む。新興暴力団な山本麟一。明るくお粥を作る健さん。脚本は直居欽哉名義のままで実際は鈴木尚之らしい。
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