人生劇場 飛車角の作品情報・感想・評価・動画配信

『人生劇場 飛車角』に投稿された感想・評価

3.7

ヤクザとその情婦と、その情婦が兄貴分のそれとは知らず恋仲になってしまった若いヤクザとの、三角関係を描いた任侠映画。義理と人情の狭間で悩む渡世人の辛さを鶴田と健さんが魅力的に演じている。東映任侠路線は…

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gima
4.5
健さんかっこ悪い役柄だけどかっこいい
鶴田浩二、「義理を果たすためならためらいなく、ぬるま湯の生活を捨てて地獄の一丁目に踏み込む」…カーッシビれる
こ
3.8

このレビューはネタバレを含みます

さらしをくるくるっと巻く鶴田浩二
佐久間良子の畳の這い具合から高倉健の快活な不器用さ
真っ当な惚れ方、というものが、、

シリーズ三部作の1作目。「人生劇場」から、飛車角、おとよ、宮川、吉良常の「残侠篇」を抜き出した作品で、後の東映やくざ映画の基礎となった。ともかく、「鶴田の一挙手一投足が決まっている。沢島はあまり好き…

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小林
-
後続の任侠映画で見られた、殴り込みのカタルシスはなく、男女の愛の情念劇にウエートをおいている。よって自分はあまり好きではない。

 佐久間良子が高倉健が舎弟だったことを知る際の陰影や、鶴田浩二のシルエットや待ち受ける水島堂太郎らのシルエットなど、人物に当てる照明に凝っている。女優の使い方が類型的過ぎることや、泣き顔へのズーム、…

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まだ「高倉健」ではないが役柄から滲み出てくる「高倉健」が狂おしい程にチャーミングだった。

この時代のかっこよさがとても良い。
学ばない男と女。エモさの嵐。鶴田浩二が一人で立っているカットがどれもカッコいい。オールスター映画としても楽しめる。

その後の東映の流れを変えたという意味では重要だろうけど
面白さとなると話は別

全体的に物足りない
長い短いは別にして
人生劇場の粗筋を映画化したみたい
ラストだって何だアレ?

唯一良かったのは月…

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たびたび映画化されている尾崎士郎の自伝小説『人生劇場』の中でも映画史に残るマイルストーン的な作品です。主演の鶴田浩二にとっても、助演の高倉健にとっても、東映にとっても。

自分の世代にとって東映とい…

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