「私を会員にするようなクラブには入りたくない」
個人的に苦手な監督の一人であるウディ・アレン。彼の作風はどうも合わない(そんなワシが何でこれを観ようと思ったのか、自分でも思い出せないのだけれど)。
本作もいろいろと個性的な演出がちりばめられていて、それがウディ・アレン節なのかもしれないけど、なんかそれが受け入れ難い。
ウディ・アレンがとにかくよく喋る(こちら側にも語りかけてくる)んだけど、印象に残るセリフも特になかった。
スト-リーも結局深いんだか浅いんだかわからなかったな。
それはそうと、本作で興味を引いたのは脇役陣。
ポール・サイモンが出てるとは思わなかったし、クリストファー・ウォーケン演じるデュエインは、出番こそ少ないものの、強烈なインパクトがあったし、ジェフ・ゴールドブラムやシガニ-・ウィーバーもチョイ役で登場してる。
更には、これは観終わってから知ったことだけど、トルーマン・カポーティもカメオ出演してたというから驚き。