まめだいふく

アニー・ホールのまめだいふくのレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
3.0
 「私を会員にするようなクラブには入りたくない」

 個人的に苦手な監督の一人であるウディ・アレン。彼の作風はどうも合わない(そんなワシが何でこれを観ようと思ったのか、自分でも思い出せないのだけれど)。

 本作もいろいろと個性的な演出がちりばめられていて、それがウディ・アレン節なのかもしれないけど、なんかそれが受け入れ難い。

 ウディ・アレンがとにかくよく喋る(こちら側にも語りかけてくる)んだけど、印象に残るセリフも特になかった。
 スト-リーも結局深いんだか浅いんだかわからなかったな。

 それはそうと、本作で興味を引いたのは脇役陣。
 ポール・サイモンが出てるとは思わなかったし、クリストファー・ウォーケン演じるデュエインは、出番こそ少ないものの、強烈なインパクトがあったし、ジェフ・ゴールドブラムやシガニ-・ウィーバーもチョイ役で登場してる。
 更には、これは観終わってから知ったことだけど、トルーマン・カポーティもカメオ出演してたというから驚き。
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