アニー・ホールのtairaのネタバレレビュー・内容・結末

撮り方が面白いや出てくるキャラクター達の服がオシャレなどこの映画の特徴は多くあるがそれを抜きにしても自分は好きだと言える作品である。
2人は恋愛相手としてはうまくはまらなかったのかもしれないが友達としてお互い大切な存在なのがよく分かった。
主人公の発言はとても自分勝手で気分が悪かったが嫌いになれずずっと見てられるような人物だった。
この映画の特に好きな所はあの大作の『スターウォーズ』を押さえてアカデミー賞を取ったにも関わらずウディ・アレンは芸術的な分野で賞を与えるという考え方が好きになれない。競争を目的として作られたわけではないからだ。芸術的な表現欲求によって生まれ、できれば見る人に楽しんでほしい、という気持ちが託されているのが作品だからだと主張し授賞式に行かなかったという所である。