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アニー・ホールのmoのレビュー・感想・評価

アニー・ホール(1977年製作の映画)
4.2

『男と女なんて非合理性的で不合理なことばかり。
理解しようとしても無駄さ、恋愛はオツムが空っぽの方が上手くいくんだ。』


ニューヨークに住む漫談芸人のアルビーがアニー・ホールという女性と出会い、別れるまでをコメディタッチに描いたラブストーリー。


アルビーがカメラ目線で話しかけてきたり、2人の本音が字幕で流れてきたり、突然アニメになったり…
ここまでされると観てて飽きない!

ユーモアたっぷりな演出ですが展開はどこまでも現実的なのがウディ・アレン。
男と女の恋愛観や人生観の違いを鋭くシビアに語ります。
ウディ・アレンは癖があるので好き嫌いが分かれると思いますが、この作品は特に賛否両論ありそうです。
なので私は大好きな作品ですが人にはあまりオススメしません。笑



そしてこの作品、ダイアン・キートンの魅力がこれでもか!っていうくらい詰まってます。

当時「アニー・ホール・ルック」と言われ愛されたアニーのファッションが本当に可愛いんですぅう!
古着とラルフローレンを合わせたハイセンスな着こなしはダイアン・キートンによるセルフスタイリングで全て彼女の私服だとか。

ファッションだけじゃなくロブスター持ってはしゃぐ姿が自然で眩しい…
ダイアン・キートン最高!ってなること間違いなし。
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