らんらん

ろくでなし稼業のらんらんのレビュー・感想・評価

ろくでなし稼業(1961年製作の映画)
2.7
日活、カラー、コメディ、アクション
出演者、宍戸錠、二谷英明、南田洋子
金子信雄、吉永小百合、沢本忠雄、小沢栄太郎
深江章喜、土方弘、待田京介、青木富夫など

【内容】
とある町(静岡の港町)に同時にたどり着いたロクデナシ2人(宍戸錠、二谷英明)
2人は似たもの同士で気が合い手を組んで仕事をすることにします

そんな2人は地元のヤクザ金子信雄が経営する会社で保険金詐欺の手伝いをすることになるのだが、、、

・主な登場人物(ネタバレあり)
ロクデナシ2人(宍戸錠、二谷英明)、やくざたち(金子信雄、待田京介)、金子信雄の女(南田洋子)、純心なヒロイン(吉永小百合)、黒幕の悪徳弁護士(小沢栄太郎)

【感想】
んー、まあそんなに面白いもんでもなかった
やっぱこういう系は主演が好きとか思い入れがないと楽しめない気がする
宍戸錠の主演作なんて初めて見たもん
主題歌まで歌っちゃうガッツリ主演なもんだから、それで興味ないとつらいよね

「ここ笑うとこですよ」みたいなのが見え透いてて冷めちゃうし
宍戸錠も二谷英明のキャラも「これってカッコイイの?」って思っちゃって魅力を感じなかった
なんかコントのネタみたいなキャラ、いかにもワイルドだろーをやってる感じがした

じゃあ何で見たの?と言えは吉永小百合の出演作だから
まずクレジット順が5番目ってのが珍しい、まだ出始めの頃の映画らしい
吉永小百合って最初から主演スターなのかと思ってたわ
で、その吉永小百合の可愛らしさがヤバかった
メインではないけど存在感凄かったし、無垢で清純キャラがハマっててすごく良かった

・その他思ったこと
元社長の息子を名乗れは即社長就任ってシステム何なの?
結果的にとっつあん生きてたけど、死んでたと思われる時間が長いのもあって「人死んでるのに笑えないよ」って思っちゃう
メインの2人は極悪人ではないんだろうけど保険金詐欺の片棒担いでたのは事実なわけで、、、いいのかなぁ?って思う

・まとめ
まあ、あれだ真面目に見ちゃいけなかったね
ノリと勢いのギャグ漫画的な感じで見れば細かいところも気にならないのかもしれない
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