シリーズ8作目。
今回はキッドとコナンの対決→飛行機内でのこじんまりとした事件→フライトアクションという流れ。
前半のキッドを追って大都会を少年がパラグライダーで滑空する画は結構笑えた。
中盤の事件は手口にしても、動機にしてもシリーズワーストの小ささで、この程度ならテレビ放映レベル。
終盤はとばっちりで毒を盛られたパイロットのおかげで飛行機が操縦不能となり、嵐のなか、燃料もないのに少年少女で着陸に挑むという超展開。もはやミステリーでなく、フライトパニックアクション映画になってた。
いちいち突っ込むのもナンセンスだろうけど、やっぱコナンでメインにアクション持ってきてどうすんのとは思う。
小五郎もいつもに増してバカで残念だし、キッドは何も盗まないし、なんじゃこりゃ、という作品。
蘭が新一に対して素直な胸の内を明かすシーン、そこだけは良かった。