…本当に都庁でロケしてる笑。
脚本よく練られてて面白い。テロ辺りはやや強引な展開だけど。ドイツが太陽光発電失敗してフランス原発から購入して…とか、交付金やら利権やらも触れ、放射能事故の危険性を伝えると同時に“放射能過敏症”なんじゃないの？と原発をめぐる言説を端から端まで漏れなくひと通りさらっている所が見事。かなり詰め込んだ緻密な台詞なのであっという間に終わってしまう。台詞を役者に振り分けるのも本当にうまい。中学の頃チェルノブイリのノンフィクションルポを読み漁っていたので、テレビ放映でこれを観てひたすら感心したし、とても勉強になった。テレビドラマかと思っていたが映画だったと知って改めて鑑賞。やっぱりすごい面白い。
そしてサリーはまさかのアイドルからの日本になくてはならない俳優になった稀有な存在だ。大好きだ。
