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いまを生きるのKeyのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.2
拝啓ロビン・ウィリアムズ様
やはりあなたの先生は最高でした。

新学期、全寮制の進学校ウェルトンに転校してきたアンダーソン。
同室は親に逆らうことが出来ないニール。

そして新たに赴任してきたのはロンドンの名門校
からやってきた同校卒業生のジョン・キーティングだった。

キーティング先生は教科書では学べない、
とても大切なことを伝えくれます。

『詩は決められた評価方法をとるのでは無い
自分の力で考えることを学ぶのだ』
そう言って教科書のページを破るシーンは爽快!
もう冒頭から私も先生の生徒になり、素敵な授業にワクワクです!

キーティング先生が在学中にしていた詩の朗読会を復活させようと始める
”死せる詩人の会”
暗い森の中で騒ぐ少年達。
夜の洞窟で語り合う彼らには怖いものなんて何も無い!
自分の心の内をさらけ出し、自分の言葉で伝える素晴らしさ!
キーティング先生の教えで彼らの心は自由な発想に満ち溢れ、夢に向かって走り出す。
これぞ青春♪

先生のユニークな授業は生徒達の心に響き
規則に縛られない自由な生き方を学んでいく。

夢に向かって一歩踏み出すニール。
自分の決めた道が正しいと思い通りにさせようとする父親。
子供の人生は親のものでは無い!
子供自身のもの。
夢を潰す権利なんて無い!
自分で決めれない人生なんて…

後悔したって遅いんだよ。。(悔し涙)

なかなか自分の殻を破ることが出来なかった
アンダーソンが立ち上がった時。
私も皆と一緒に立ち上がり、涙が止まりませんでした。。

おお船長(キャプテン)我が船長(キャプテン)

”今を生きろ若者たちよ!素晴らしい人生を掴むのだ!”
何度観ても心に深く深く響き渡り
観るたびにこの一瞬を大切に”今を生きよう”と思う。

PS あなたの残した映画は今尚多くの人々の
心に届いていますよ。もちろん私の心にも。
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