このレビューはネタバレを含みます
私が捻くれているからなのか、キーティングが好きになれなかった。
自分で考えることを教え、自由に生きることを教えたならば、全てが思い通りにはいかないことも教えてあげてほしかったなと思いました。
彼の教えは間違ってはいないと思うけれど…
挫折を知らないまだ未成熟な子供達が、理想と現実とのギャップに耐えられなくなってしまわないように、サポートもしてほしかったです。
それにしても、ニールの両親は自分の子供が死んだ理由を、全て学校のせいにしてしまったならば救いようがない気がしました。
特に父親はニールがいくら芝居への情熱を訴えても聞く耳を持たなかったに違いない…
自殺が唐突に感じます、ニールのお芝居命!って感じがもう少し伝わってきたらより自然だったかもです。