fumi

いまを生きるのfumiのネタバレレビュー・内容・結末

いまを生きる(1989年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

新しい英語教師キーティングは名門学校の生徒全員に詩の評価の仕方についての教科書を破らせ、自分の考えや感じ方を大切に、「今を生きる」ことの大切さを破天荒な授業の中で伝えていく。
生徒のトッドやニールは先生の授業を受けて徐々に自分の思いや考えに気付き、いまを大切に生きていく。

芝居をやりたいことに気付いたニールは自ら役を手にするが、どうしても父親の反対に逆らえず、一回芝居に出た夜父親に連れ戻され、自殺してしまう。
ニールの両親が学校に原因があると訴え、詩人の会に参加していた生徒たちはキーティングを理由にして自分たちが助かる道を選ぶ。
キーティングは学校を辞めることになるが、最後教室を出ていくキーティングを見て一番自己表現ができなかったトッドが机の上に立ち上がる。
他の生徒たちも立ち上がりキーティングへの敬意を見せると、キーティングは「ありがとう」と言って出ていく。

規律に従って生きることと、自分の気持ちに素直に従って生きることは必ずしも一致しないことを改めて感じた、、、
ニールはどうしてお父さんに反抗できなかったんだろう、、死ぬ覚悟があるなら家を出るくらいの覚悟で真正面から向き合ってみればよかったのにと思ってしまった、、、

トッドたちはきっとこれからもいまを生きることを大切に生きていくんだろうな、、、
キーティング先生、人生の先生としては最高に良い先生だと思うけど、学校の先生としてはなかなかうまくやっていくの難しそうだなぁ、、、
fumi

fumi