ぺこ

いまを生きるのぺこのネタバレレビュー・内容・結末

いまを生きる(1989年製作の映画)
3.4

このレビューはネタバレを含みます

初っ端スタートした時は、ガチガチの私立高校生の日常スタートか?転校生虐められる?と思ったが、金八先生みたいなキーティング先生の斬新な授業開始。
軍隊みたいな生徒が段々個性を持って自立していく姿がずっとで、それはそれで面白かったけど、ちょっと長くてダレてキツかった。
ラスト30分くらいは怒涛の展開だった。

トッドが「ほっといてくれ」って言ったのに対し「ダメだ」と言えるニールがカッコよかったし、純粋で良い子なんだと思った。
だからニールの自殺はとても悲しかったしやるせない気持ちになった、絶対的に父親の責任なのに学校に責任転嫁するのが許せない。

最後まで勇気が出せなかったトッドがラストで自ら机の上に立ち上がって、Oh! captain!という所はキーティングの表情と相まってとても感動した。

死せる詩人の会の一員だった、キャメロンが先生を密告し裏切って、ラストでも立ち上がらない所や、そもそも立ち上がる生徒が半分くらいなこと、キーティングが追放されるのが現実味があった。

前半は全てラストシーンへの伏線だったのだと思ったが、個人的には前半がキツかったので、リピートは無しかもしれない。

先生を皆で担ぎあげたりする所はとても青春で良かったし、ロビン・ウィリアムズの表情や先生役がとても良かった。
ぺこ

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