Kiki

いまを生きるのKikiのレビュー・感想・評価

いまを生きる(1989年製作の映画)
4.0
《午前十時の映画祭》

劇中の台詞「Seize the day!」=「今日この日をつかみとれ」→邦題『いまを生きる』

1959年アメリカ・バーモント州
全寮制の進学校に赴任してきた人間味あふれる英語教師ジョン・キーティング(ロビン・ウィリアムズ)と生徒たちの物語

伝統や厳格な規則に縛られていた生徒たちは、詩を通して人生の素晴らしさ、新鮮な考え方に目覚めていく

少年から青年に成長する年頃の生徒たち
キーティングが在学中に作った「Dead Poets Society」(死せる詩人の会)を復活させ、自らの思いを語り合い、行動に移すことでSeize the day!を実践してみる

昔も今も、親の言いなりで夢に向かうことすら出来なかったニールの衝動は恐く…内気なトッド(イーサン・ホーク)が自作の詩で自信をつけ、ラストシーンの行動に出る成長が只々嬉しい

Apple社のiPad AirのCMで劇中のロビン・ウィリアムズの台詞が使われていましたね
素敵で当時話題になりました!


親目線で見ると…子どもが自信を無くした時は励まし、道を選んであげるのではなく、自分で道を選んで歩いて行く後ろ姿を見ていてあげたい(忍耐)


この映画を見ると
秋から冬にかけての景色…ほの暗い感じが心に沁みますね
Kiki

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