このレビューはネタバレを含みます
「これは君の話になるー」
はて?
「ドライブ・マイ・カー」はハマらなかったけど、今作の芸の細かさには没入してしまいました。
もらいタバコさえ緊張感が走る。
終始不穏な空気感と説明会の居心地の悪さが伝わる。自然の厳しさ大切さを語る者と都会からの移住者、政府からの補助金目当てでグランピング場を作る計画者達。
「水は上から下へ流れる」
「鹿の通り道」
当たり前のことが欠落した利権と無知、何が重要か…異なる社会のバランス
ラストは、自然界に人が踏み入ると起こりうる事件で「手負いの鹿」の習性で、誰も悪くない(悪意などない)と言うことか……
コロナ禍は、ジャブジャブと補助金や対策費やら検証しない使途不明金が上から下へ流れてたっけ。。