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手紙のHeroのレビュー・感想・評価

手紙(2006年製作の映画)
3.7
今作を初めて観たのは中学生のとき。ラストシーンだけ鮮明に覚えてて、なんとなく観たくなったので再鑑賞。

加害者家族の苦悩というのが本筋だが、今作が一番訴えたかったのは本当の意味で罪を償うとはどういうことか?ということ。刑務所に入ればいいという問題ではない、自分の家族が受ける差別をはじめとする、自らが犯した罪によって被害を被る人々すべての苦しみも含めて罪なんだ。自分のもつ犯罪へのイメージを、さらにもう一段階掘り下げた重いメッセージを受け取った。

加害者の弟役の山田孝之と加害者役の玉山鉄二。両親を早くに亡くし、勉強のできる弟のために一生懸命働く兄。という設定が感情移入を誘う。もちろん演技も。
タイトルでもある手紙も泣けるポイントだが、やっぱりラストシーン!玉山鉄二のあれね!泣ける。

邦画もなかなかいいなと思い始めた今日この頃。

2016-6