みむ

手紙のみむのネタバレレビュー・内容・結末

手紙(2006年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

兄が殺人を犯すと、ここまで家族は苦しめられるものか?
SNSはここまで人を追い詰めるものなんだなあ。自覚ないまま人を追い詰める社会、いやだな。
昔ならたとえ言いふらす人があっても、拡散するのに時間がかかるし、範囲も限られている。知れ渡るまでに、この主人公のように頭がよく真面目で善良な人柄が認められ、ここまで追い詰められることはなかったのでは…。
この後穏やかな人生が待っているように祈ります。
奥さん、相方、電器屋の社長、同じような苦しみを背負った人がいて、良い人にも恵まれている。
それにしても、兄がおばあさんを殺してしまった時、殺してまで泥棒しょうとしたのではなく、おばあさんが握っていたハサミで揉み合ううちに刺してしまったように見えた。しかも弟思いの兄。昨今ひどく軽い刑が目立つが、本当に無期懲役になるんかな? 罪がそんなに重くないと言っているのではなく、子どもを虐待したあげく殺しても、十数年ぐらいにしかならない現実と比較すると…ということです。
まあそれにしても、優しいよくできた兄が、弟の進学費用に当てるために泥棒に入ろうと考えるもんかな? そんなことで大学出ても弟が喜ぶと思うかな?
中条さんのお父さんから何で百万円受け取ったんかな?
そこら辺が理解できない話ではあった。
みむ

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