SEULLECINEMA

パッションのSEULLECINEMAのレビュー・感想・評価

パッション(1982年製作の映画)
5.0
死ぬほど笑ってしまう。これはコメディ映画だと思う。ラウール・クタールが本人役で光が云々とか言ってるのがまずおもしろいし、オチが「MGMが買った」なのもおもしろすぎる。
多分ゴダールはワーナー・ミュージカルの文脈での「バックステージもの」をやろうとしたんだろうけど(水の中で星形で浮くって『フットライト・パレード』のオマージュだよね?)、それがある意味で成功してると思う。そして何より映画は単なる労働なんだということを嫌というほどわからせてくれる。

「愛と労働は別物」
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