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うつせみのozpのレビュー・感想・評価

うつせみ(2004年製作の映画)
4.3
社会からはみ出ている2人。誰いない空き家で言葉も交わさない静寂が2人にとって1番の平穏なのに社会に少しでも属している以上、暴力や困難が伴ってしまう。辿り着いた境地が烈海王なのは笑ってしまったけどもしかしてこれが元ネタなんですかね板垣先生。自分の存在を限りなくなくすことで社会を避けるというのは今年観た「ウーマン・トーキング」の解釈に近い気がする。現実と虚構が入り混じるまさしく映画でしか表現できない愛の形。
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