伯林-大都会交響楽のshinichiroのレビュー・感想・評価

◎ 第1次大戦後のベルリンの模様、5章仕立
列車の疾走する様子や働く人達の忙しなさ、工場の流れ作業、炭鉱労働者、動物の佇まい、劇場でのバレエやオーケストラの演奏、チャップリンの映画、船や遊園地のローラーコースター、1日の中の時間への意識
ショットの切り替えの目まぐるしさが映像を疾走感の中へ駆り立てる。
冒頭のミステリアスな映像が踏切が下りていく映像に切り替わる流れが非常に美しかった。

サイレントのピアノ伴奏は少しばかり不協和に近づいたような平均律クラーヴィアのような感じだった。