思考を通さない涙が出るんですよね。
主人公が長い眠りから覚め、40代の体で10代後半の精神を体験する。
目覚めた喜び、献身的な母親との再会、そこから反抗期を迎え、初めての恋をして、自立心から自分を保護してくれていた存在へ対抗する
そういった人の心の動きがとても普遍的なもので
生きるということを強く感じます。
病気による体の症状が演技と思えないほどのもので
この作品でロバート・デニーロさんの表現に衝撃を受け
たくさん彼の作品を見るようになりました。
ダンスシーンで流れるピアノの曲が心を締め付けるほど美しく
どうしてもこの曲を弾きたい!と
中学生ぶりにピアノを弾くようになりました。
私の心の奥の方に響いた作品です。